煎じ薬のはなし

煎じ薬(せんじやく、せんじぐすり)

 

そう、あの煮るやつです

漢方といえば煎じ薬!

みたいなイメージも あるかと思うのですが

 

まあ、最近は煎じなくていいように、いろんなものが粉や粒になってくれてます(´▽`)

 


 

漢方薬煎じるのって、意外とめんどくさいんですよね…(-_-;)

って、私が言うと怒られそうだけど(笑)

 

基本的には30分くらい お湯で煮るだけ

でも いろいろオプションがあるんです

 

代表的な、オプションが「先煎」、とか「後煎、後下」

 

「先煎」は鉱物とかの成分が出にくいものを煎じるときで、20~30分くらい長く煎じます

「後煎、後下」は香が主成分の物とかで、長く煎じちゃダメな物を、煎じが出来上がる5分くらい前に足して軽く煎じます

ちゃんと煎じるのは意外とムズカシイのです

 

でも料理も一緒でしょ?

 

カレー作るのに玉ねぎも肉もニンジンも同時に なべに入れて火にかけたりしませんよねー

火の通り易いもの、火の通りにくいもの、最後に足して薬味にするもの、ちゃんと手順があるじゃないですか

 

そんなかんじ(´ー`)ノ

○0o 。.。o0○○0o 。.。o0○○0o 。.。o0○

 

あと、「煎じ薬と 粉とか粒、どっちが効きますか?」ってよく聞かれます

 

大体おんなじかな-

あ、もちろん個人的な意見ですよ

 

この発言も怒られそうな気もします(笑)

 

お薬の種類にもよるんですけどね

香(かおり)が効き目のものは、煎じの方がいいかもです

 

でも ほとんどは粒とか粉になってる方が良いかもしれませんよ

だってプロが煎じたのを、なんだかうまいこと 粒や粉にしてるんだから

 

厳密には…  言いませんΣ( ̄□ ̄)

 

そんなかんじ(´▽`)ノ

 

ざっくり言うと、煎じ薬と粉や粒、一長一短 あると思ってください

私なら手軽な方を選んじゃいますけどね

 

「漢方に興味はあるけど、煎じ薬はちょっと…」という方

いまはお手軽に、飲める漢方薬がたくさんありますよ(*^-^*)

 

ではでは-

○0o 。.。o0○○0o 。.。o0○○0o 。.。o0○

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~漢方水先案内パンダ・テンテン~

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煎じ方変われば薬効に大きな違い

日本の漢方薬局や病院を見学して、不思議に思ったことがある。

日本と中国では、生薬の煎じ方が違う。そのことに触れてみたい。

 

漢方治療においては、生薬の採集時期、産地、加工の方法、配合の仕方などに加えて、煎じ方にも細かな注意を払っている。

日禿では、生薬の種類に関係なく、三〇~六〇分程度煎じて服用させているようだが、中国では生薬の種類によって煎じる時間を変える。

 

中国式は、質量の重いものから煎じるのが基茶。

 

磁石や牡蛎・亀板などの鉱物・貝類は、有効成分が溶けにくいため、あらかじめ二〇分くらい先に煎じ、その後、一般の生薬を加えて更に煎じる。

植物の花や葉は、煎じ過ぎると香りや揮発油などの有効成分が飛んでしまう。

 

薄荷のように、一般の生薬を煎じ終える直前(五~一〇分前)に加えたほうがよいものもある。

 

栄養分をたっぷり含んだ根や茎は、その中間である。

有効成分を抽出するには、とろ火でやや長めに煎じる必要がある。

注意しなければならないのは、煎じる時間によって薬効が大きく違ってくる生薬もあるということだ。たとえば便秘の薬として知られている大黄には、瀉下作用の成分と、相反する収斂作用の成分とが含まれている。

 

瀉下作用のある成分は熱に弱く、長く煎じると収斂作用の成分が残って、服用するとかえって便秘がひどくなることもある。

中国漢方は、煎じ方ひとつとっても多彩だ。

 

路 京華(中国中医研究院広安門医院主治医師)
1994年2月13日 読売新聞に掲載されました。

 

2008年2月17日 : Author リュウリュウ : 記事のページへ
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