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ブログ「パンダの漢方」
~重力に まけるな!~ その弐

今回はハードです
ついてきてますか?

★★いきなり中医学用語コーナー(^-^)2★★
@脾(ひ)

まずはじめに、西洋医学の脾臓ではありません
中医学でいう「脾」は胃腸に近いイメージかな-

中医学の働きは3つ
①消化吸収
②代謝(おもに水湿)
③支えること

①の消化吸収
イメージしやすいですよね
っていうかそのままです

②のね代謝
今回はあんまりふれないんですけど、ここが弱ってくると、代謝が落ちていろんなものが体にたまってきちゃうんですよ
今で言えばメタボかな
でも、長くなっちゃうので今回はスルーします

③の支える
ここ今日だいじ!
西洋医学では内臓下垂とかって筋肉が弱ってるからだ、とか腱が外れてる、とかいうんですけどね
中医学で考えると支えられてないだけなんです
キープって言ってもいいかな?
形を保つ
ほっぺたの形とかね

で、支えてるのは「脾」なの?「気」なの?
どっちもです(笑)
脾に上で書いた気(エネルギー)が流れ込むと、初めて支えたり、形をキープしたりできるんですね

胃腸と関係ある証拠は こんな感じ
食後、眠い人いません?
あれはね、同じとこ(脾)に負担かけることができない人たちがいるんです
胃腸のエネルギーが十分にないひとが、消化吸収と支えることを同時にすると?
ネムネムになるんです
いままであった人の中で すごい人がいました
OLさんなんですけどね
おひるごはん食べだすと、気を失いそうな眠気に襲われる
胃腸がね 消化吸収で手いっぱいになっちゃうんですよ
そうするとね、あたま重くて支えてらんない
って昔の人は考えたんです
エネルギーが十分にあるひとは、そんなこと起こらないんです
食後ネムネムの人は胃腸に回すエネルギーがたりないからなんですね

別の人なんですけどね
食後に水っぽいオリモノが出てくるのがわかるっていうんです
これも、おんなじ理由なんですね
水っぽいオリモノは、昔の人は消化吸収しきれなかった栄養がおっこっちゃってるって考えたんです
だから使うのは、胃腸のオクスリ
婦人科のオクスリじゃないんですね
ちゃんとオクスリで胃腸を元気にしたら出なくなりましたよ
あ、でも白~透明で水っぽいオリモノのはなしですからね

いろいろ書いちゃったんですけど、中医学では「脾」が支えたり、形を保つ働きをしているとかんがえてるんですね
で、気が十分に脾に あればその働きができるって考えたんです

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はい、やっと重力に勝つはなし
今までのをまとめると

気=エネルギーが不足してる人は重力に負けやすい
とくに脾=胃腸が弱い人、胃腸のエネルギーが足りない人は重力に負けやすい
いうことなんです

イメージでいえば
んー
脾にエネルギーが流れてくれば、体がシャキーンとなるんです
ないと、グニャ、ダラ、ダル
そんなかんじ

中医学では「グニャ、ダラ、ダル」を「気虚下陥(ききょかかん)」といいます
気が足りなくて(気虚)、下に落っこちる(下陥)!
便利です、中国語(笑)

で、支える力がほんとに弱いと、実際、内臓なんかも位置が下がってきたり、場所が定まらなくなるんです
実際に、内臓下垂が起こっていない人でも、「疲れてくるとなんだか、おなかの中身が落っこちそう」と訴える方は けっこう いるんです
これを中医学では「下墜感(かついかん)」っていうんです
そして この状態のまま、放っておくと内臓下垂になっちゃうんですね
でも中医学では「下墜感」なんて言葉があるくらいなので、当然 治療法もあります

でね、内臓下垂ほど深刻ではないかもしれないけど??(笑)
ほっぺたなんかもそうなんです
重力に負けやすいんです

どうすれば、体を支えられるか?
どうすれば、形をキープできるか?

てゆうかそんなことできるのか?

できます(^-^)v
場所にも よるけどね(笑)

この脾のエネルギーを補充すればいいんです

養生ではどうすればいいのか?
やっぱり、良く寝て、消化に良い物をしっかり食べ、しっかり運動しかないんです
でもね、これはまだ、重力に負けてない人の話なんです
もうすでに負けちゃってる人はオクスリ使わないとむずかしいかな-
永遠に形 崩れない!
は、ないです(-_-;)
でもね、使わないのとは…大違いですよ!(>▽<;;)!

オクスリはね、基本的には今回の漢方漫歩の補中益気丸(ほちゅうえっきがん)ていうクスリを使います
このオクスリは、中医学的にいえば胃腸の支えるエネルギーを補充してくれるオクスリともいえるんです(〃▽〃)
でもねやっぱりちゃんと、効いてくれるためには体質に合わせて微調整が必要なんです
このちょっとの調整が すごく大きいのです!

で、いつものやつ(笑)
体を支えられなくて だるい人、もうどっかが下がっちゃってる人、なんとか下がっちゃうのを食い止めたい人、グニャ、ダラ、ダルの人
ぜひパンダマークのお店にそうだんしてみてくださいね-

ではでは~

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~漢方水先案内パンダ・テンテン~

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漢方漫歩

気の補充と上昇慢性疲労に応用

先日の米パニックには驚いたが、どうやらそれも一段落。
われわれアジアの民にとって、米は命の網であることを、改めて認識させられた。
今回は、その米とも縁の深い、「声について考えてみたい。
中国漢方では、呼吸によって取り入れた自然の清気(せいき)と、米などの水穀から得られる栄養分が合体して、身体の気(生命エネルギー)となると考えている。
気(氣)という字は、もとも气に米と書く。
語源には諸説あるが、气には立ちのぼる山気(自然の気)という意味があり、米は文字通り水穀気を表し、その二つを組み合わせたものが「氣」と理解すればよいだろう。
体内の気は、もともと上に向かう作用がある。
脳に栄養を送りこんだり、内臓を引っばり上げて腹腔(ふっくう)に固定させているのも、その力である。
この気が弱くなると、めまいや頭のふらつきが出たり、胃下垂や子宮脱垂、脱肛のような内臓下垂、瞼(まぶた)が垂れる眼瞼下垂などが起こりやすい。
これらの諸症状のもとには、気の不足状態があるため、治療には補気薬(ほきやく)を用いる。
代表的な漢方薬に、中国の金・元の時代に開発された補中益気湯(ほちゅうえっきとう)(丸)がある。
人参や黄耆(おうぎ)など、気を補い胃腸の機能を高める生薬に、気を上昇させる作用をもった柴胡(さいこ)や升麻(しょうま)を組み合わせた処方で、現代人の慢性疲労症候群にも応用できる。

路 京華(中国中医研究院広安門医院主治医師)
1994年4月24日 読売新聞に掲載されました。



日時: 2008年05月21日 10:00 | パーマリンク




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2008年05月21日 10:00に投稿されたエントリーのページです。

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