病気をもたらす内因「七情」
「七情」と身体の関係について解説します! 「病は気から」という言葉がありますが、中医薬では、精神的なストレスや悲しみや怒りといった感情の変化も身体に影響をおよぼし、病気の原因になることがあると考えられています。
中医薬では、精神や感情の状態を七つに分類し「七情」と呼んでいます。今回はこの「七情」と身体の関係について解説します。
感情が身体にもたらす内因「七情」・・・ 感情が身体に与える影響
中医学では、気(エネルギー)、血(血液)、水(体液)のバランスが健康の基本であると考えられていますが、ストレスや悲しみ、怒りといった感情の変動は特に生理機能に影響し、血行を悪くしたり、代謝機能を低下させ、神経性胃炎や、過敏性大腸炎、円形脱毛症、不眠、倦怠感など、さまざまな症状を引き起こします。反対に「笑う門には福来る」といわれるように、よく笑ったり、物事を前向きに明るく受け止めたりすることで、症状を良い方向に導くこともあります。
★注釈 正常な状態での感情の変化は、発病の原因となることはありません。病気の原因になるのは、、急激で強烈な精神的な衝撃や長期間に及ぶ持続的な精神的刺激によって起きる感情の変動を指します。